情報番組などでもピックアップされるようになった「サブスク」。
サブスク市場は徐々に拡大しているようですが、昔からあった「定期購入」とは何が違うのでしょうか?
今回は、サブスクと定期購入の違いを簡単に解説いたします!

目次

1.サブスクと定期購入は何が違うの?
2.ネットショップ側はどう設定するの?
3.まとめ

1.サブスクと定期購入は何が違うの?

最近よく聞くようになった「サブスク」。単語だけでも耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
それに対して、昔からある「定期購入」の商品も、今でも変わらずよく目にするかと思います。
サブスクと定期購入、これらは何が違うのでしょうか?

実は大きな括りでは同じなのですが、少しだけ違う部分があります。

そもそも、定期購入とは?

毎月、隔週、など一定期間のサイクルで決まった商品を自動で購入するサービスを、定期購入と呼びます。
定期購入では日用品がよく利用されており、消費者はペットボトルの水やトイレットペーパーなどを定期購入することで、買い忘れすることを防止したり、運ぶ労力を楽にすることができたりするメリットがあります。
有名なサービスでは、Amazon定期おトク便や生協のパルくる便などが定期購入に部類されます。

対する、サブスクとは?

まず、「サブスク」とはサブスクリプション(subscription)の略称で、様々な意味のなかでも特に予約購読を指して使われることが多いです。
subscriptionの意味 – goo辞書 英和和英

サブスクも定期購入と同じく、一定期間のサイクルで定期的に購入するサービスです。
ただし、定期購入が「商品」を購入するのに対して、サブスクでは特定の商品やサービスの「使用をする権利」を購入する点が違います。

サブスクの有名な例を挙げると、Apple MusicやSpotifyに代表されるような音楽配信サービス、LaxusやairClosetなどの服飾品レンタルサービスなどがあります。

さらにもう一歩踏み込んで違いをみてみると、定期購入は消費者自身で購入するものを決めますが、サブスクではショップ側が選んだものが届けられることが多いようです。

(フラワーショップの例)
・定期購入→バラの花を選択して、毎月バラの花を届けてもらう。
・サブスク→毎月ショップが選択した季節の花を届けてもらう。

消費者はサブスクを利用することで、今まで知らなかった商品の良さを知ることができ、新しい体験をすることができるというメリットがあります。

2.ネットショップ側はどう設定するの?

サブスクと定期購入の違いが分かったところで、「自分のネットショップでもやってみたい!」と思われた方もいるかと思います。
サブスクや定期購入を始める場合、ショップ側では「定期的に代金の請求をかける」設定をする必要があります。

こう書いてしまうと難しい設定のように思われるかもしれませんが、決済システムの多くは簡単にそのような設定ができる仕組みになっているので、ご安心ください。

ここでは代表して、イプシロン決済サービスを例に説明いたします。
イプシロンでは「定期課金サービス」を利用することで、サブスクや定期購入の運用が可能となります。

定期課金サービス

会費徴収や定期配送を伴う商品など、定期的な代金回収を自動的に行う課金方法です。
毎月、2ヶ月に1度、3ヶ月に1度、半年に1度、1年に1度から選ぶことができ、2回目以降の決済では購入者様のご登録カードに自動で課金を行うことができます。
https://www.epsilon.jp/service/option/subscription_billing.html

3.まとめ

世の中の流行りや生活様式の変化などにあわせて、ネットショップでの販売方法の幅も広がってきています。
新しいことを始めるのは難しそうに感じるものですが、実際には少しの工夫で実現できることが多いです。
今回ご説明した「サブスク」や「定期購入」だけではなく、他にも何か新しいことができないか、様々な情報を参考にして売上アップにつなげていきましょう。

関連記事