最終更新日: 2021-03-02
インターネット上での決済手段には様々なものがありますが、その中でも断トツに購入者に人気なのはクレジットカード決済です!
ただ、とりあえず人気No.1のクレジットカード決済を導入してみたけれど、仕組みはよくわかっていない……といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなクレジットカード決済について、便利な機能をご紹介します!
購入者のクレジットカードに課金されるタイミングは変えられる!
ネットショップ様側での運用によって、購入者のクレジットカードへの商品代金の課金タイミングを変更できる方法があることをご存じですか?
例えば、決済代行会社のGMOイプシロンが提供しているクレジットカード決済サービスでは、2つの課金方法が用意されています。
- 即時売上
- 仮・実売上
課金方法を選んで設定することで、購入者のクレジットカードに課金されるタイミングを変えることができます。
それぞれどのような運用になるのか、説明していきます。
「即時売上」とは
この課金方法を設定すると、商品の購入があった時に自動で売上が確定します。
少し専門的な用語で書くと、オーソリ処理と呼ばれるクレジットカードの有効性確認時に売上が確定する方法です。
「即時売上」を設定して運用を行う場合は、ネットショップ様側で決済を確定させるための作業がなく自動で完了するため、売上処理漏れによる未入金リスクを回避することができます。
この運用は、デジタルコンテンツのダウンロード販売等、決済後、即時にサービス提供する必要があるような商品を販売しているネットショップ様に適しています。
「仮・実売上」とは
この課金方法を設定すると、商品の購入があった後、ネットショップ様側ご自身のタイミングで売上を確定させる処理を行います。
こちらも少し専門的な用語で書くと、商品購入時には仮売上として購入者のクレジットカードの与信枠だけを確保し、その後サービス提供時に改めてネットショップ様側で管理画面などから実売上処理(課金確定依頼)をすることで、売上が確定する方法です。
「仮・実売上」を設定して運用を行う場合は、購入者へのクレジットカード会社からの支払請求のタイミングやクレジットカード利用明細に記載される利用日を、実際にサービス提供したタイミングにあわせる等、ネットショップ様側で自由に課金タイミングを変えることができます。
この運用は、オーダーメイド販売など、商品が購入されてからオーダーメイド品が実際に購入者へ到着するまでに日数が空いてしまう等、受注からサービス提供までにリードタイムがあるようなネットショップ様に適しています。
購入者のなかには、サービス提供前に商品代金の請求があることを不安に感じる方もいらっしゃるため、受注販売や予約販売を行うネットショップ様には特に「仮・実売上」での運用がおすすめです。
課金方法の設定の仕方
GMOイプシロンなら、課金方法の設定は管理画面で簡単に行うことが可能です。
ご自分のネットショップに一番適した課金方法を設定して、日々の運用を少しずつ改善していきましょう。
何気なく使っているクレジットカード決済ですが、目線を購入者から運営者にすると意外と知らない仕組みの発見もあったかと思います。
購入者目線、運営者目線、どちらも忘れずに意識して、素敵なネットショップを目指しましょう!