インターネットや、スマホの普及で、誰でも簡単にネットショップを持てるようになりましたが、ネットショップにはネットショップならではのデメリットもあります。

今回は、ネットショップを利用した場合と実店舗の場合、それぞれのメリットとデメリットを比較してみました。

1.ECとネットショップの違いは?
2.日本のEC化率は右肩上がり
3.ネットショップと実店舗のメリット・デメリット
4.まとめ

 

1.ECとネットショップの違いは?

ECとはEコマースのことで、インターネット上で販売や取引が行われるサイトをECサイトと呼びます。

メルカリなどのフリマサイトや、オークションサイトもECサイトに含まれますが、一般的にはネットショップとほぼ同義で使われることが多いです。

 

2.日本のEC化率は右肩上がり

経済産業省が発表した2016年の「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、EC市場が右肩上がりに拡大していることがわかります。

2016年のEC市場規模は前年比9.9%で順調に推移していて、すべての取引のうち電子取引が占める割合を表すEC化率も前年比で5.43%と好調に推移しています。

このEC化率については、今後もますます成長することが見込まれています。

http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001-2.pdf

ECの市場規模が拡大している要因となるのはやはり、スマホの普及によって誰がどこにいてもネットで買い物ができるようになったというところが大きいです。今やスマホは一人一台が当たり前の時代なので、今後もECの市場規模がスマホ経由で拡大していく傾向は続くと見込まれています。

3.ネットショップと実店舗のメリット・デメリット

これだけはっきりと市場規模が伸びていることに加え、今では誰でも簡単にネットショップが開業できるようなサービスが多く出てきていますのでネットショップをはじめる方が多くいます。

そこで、改めて実店舗とネットショップを比較して、メリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

●実店舗のメリット

お客様に直接魅力を伝えることができる

一番のメリットは、お客様に対面して接客できる点です。
対面することで、お客様の要望を直接聞いて提案ができますし、お客様が接客に満足してくれたら「その人からまた買いたい!」とリピートしてくれる可能性があります。
また、実店舗では商品を実際に見て試すことができるため「思っていたものと違った」というギャップは少なくなります。

●実店舗のデメリット

遠方の方が来店できない
お店の管理費・維持費などお金がかかる

実店舗は場所が固定されてしまうため、どうしても遠方の方は来店が難しくなってしまいます。

今は、ネットで検索すれば簡単に場所がわかるので、「こんな素敵なお店があるなら、遠くても行ってみたい!」と思ってくれるようにPRをすることが大切です。ネットを使ったPR手段としては無料で利用できて、拡散性の高いSNS(twitterやInstagram、Facebook)が有効でしょう。

コストの面において実店舗は家賃や電気代などのお金が必然的にかかってしまいます。
月々の必要経費がある程度かかってしまうことは避けられません。

●ネットショップのメリット

全国に向けて売ることができる
年中無休・24時間販売できる
実店舗と比べると安く開業できる
気軽に開業・閉店できる

オンラインなので、場所や時間に制限されずに販売することができます。
お客様が全国どこにいても、買いたいタイミングでいつでも商品を購入できるところが、ネットショップの最大のメリットです。

また、実店舗と比べると非常に安く開業・運営することができる点もメリットであると言えます。
ネットショップならば、家賃もかからず自宅でも開業することができますので、ネット環境が整っていれば誰でもはじめることができます。

そのため、気軽にはじめることができますし、ネットショップをやめたくなったときも簡単にやめることができるので、心理的負担も実店舗に比べて少ない点がメリットと言えるでしょう。

●ネットショップのデメリット

購入者が商品の実物を見られない
対面で接客ができない
在庫管理や発送作業など地味な仕事が多い

一番のデメリットは商品を実際に見て、試すことができない点です。
特にサイズ感や生地の素材が購入するか否かに大きく関わるアパレルショップは、商品の詳細を伝える工夫をしなくてはなりません。
具体的には、人を起用して着用画像を載せたり、アップの写真で商品の質感が伝わるようにしましょう。

最近は、ライブコマースといって生放送の動画を配信し、その中でタレントやインフルエンサーが商品を実際に試したり、着用したりして紹介するという手法が流行っています。
ライブコマースの特徴は、動画という特性を活かして商品をあらゆる角度から確認できるため、画像だけで商品を見るよりもイメージが沸きやすいという点が挙げられます。

ネットショップは購入者に安心して商品を買っていただくために、商品説明はわかりやすく、商品写真は細部まで掲載する必要があります。

最近はメルカリの登場などでオンラインで顔が見えない人から商品を購入する機会が増え、ネットショップで商品を購入するハードルが昔よりも下がっていると考えられています。
きちんと伝えるべき情報を開示して、お客様に安心感を伝えられるかどうかがネットショップで成功を掴む重要なポイントとなります。

また、在庫管理や、梱包、発送の作業は地味な作業ですがネットショップを運営する上では欠かせない作業です。加えて商品紹介の文言を考えたり、掲載用の写真を撮ったりとやるべきことが多岐に渡るので柔軟に対応する力が求められます。

これらを解決する外部サービスもありますので、うまくサービスを使ってみるのも良いかもしれませんね!

4.まとめ

ネットショップも実店舗もそれぞれメリット・デメリットがあります。
今後のEC化率を考慮するとまずは気軽に始められるネットショップを運営してみるのが良いかもしれませんね。

最近では、実店舗とネットショップの両方を運営するという方も増えてきましたので、既に実店舗を持たれている方もネットショップの運用をはじめてみるのが良いかもしれません。