EC(Electronic Commerce)が普及し始めたのは1996年頃からだと言われています。
それからおよそ四半世紀が経った今でも、EC市場は伸び続けており、その伸び幅も大きくなっています。
この波にしっかりと乗ってネットショップの売上を上げていくために、何ができるか考えてみましょう。
EC市場は伸び続けている
公益社団法人 日本通信販売協会が公表した資料によると、2019年度(2019年4月~2020年3月)のEC市場の売上高は8兆8,500億円で前年比8.2%増でした。
※参照元:https://www.jadma.or.jp/statistics/sales_amount/
なんと、この増加傾向は21年連続!
これだけ毎年伸び続けていると、成長率も気になります。
普通であれば、市場の成熟と伴に徐々に成長率は鈍化していくと想定されますが、日本通信販売協会によると、直近10年間の平均成長率は7.5%で、10年前に比べて約2倍の規模に拡大しているとのことです。
EC市場は今もまだ伸び続ける、成長市場だということが分かります。
これは、ネットショップでも導入が進むスマホ決済サービスが後押していることもありそうです。例えば、PayPayは2021年1月4日にユーザー数が3,500万人を突破したと話題になりました。
※参照元:https://about.paypay.ne.jp/pr/20210105/01/
ネットショップの売上を伸ばすために
EC市場が伸びているからといって、すべてのネットショップが市場の伸びと連動して売上UPするわけでは当然ありません。
ネットショップ運営に気を配ってこそ、お客様に選ばれて、売上も伸びていきます。
EC市場拡大の波にあなたのネットショップもしっかり乗っていくために、ネットショップの見せ方などについて改めて確認してみましょう。
お客様目線に立ったサイトにできていますか?
お客様目線に立ってサイトを作ることで、お客様に選ばれるネットショップに近づくことができます。
改めてサイトを見直してみましょう。
魅力的な商品名がつけられていますか?
ネットショップでは実店舗のように商品を手に取ることができないため、商品を買ってもらうためには商品名がとても大事です。
特に、自社ブランドの商品を販売している場合は、どんな商品なのかが伝わる魅力的な商品名がつけられているか、確認しましょう。
「Z」の法則を意識していますか?
ネットショップでは、一番見てもらいたい情報をどこに配置するかが重要です。
そのためには「Z」の法則を理解して、サイト構成を考えましょう。
お客様の使いたい支払手段を用意していますか?
お客様は、使いたい支払手段がない場合、他のネットショップを探し始めるそうです。
魅力的な商品、魅力的なネットショップができたら、支払手段についても考慮しましょう。
EC市場が伸び続けている今、この波にしっかり乗って売上UPしていけるように、ネットショップの改善をしていきましょう!