最終更新日: 2021-01-05
事業で発生する経費はどのように支払っていますか?個人のカードを利用して経費の支払いをしている方も多いのではないでしょうか。
一般的に普及している個人向けのクレジットカードは各カード会社の広報活動が活発なため、皆様よく知っているのではないかと思いますが、法人カードのメリットについてご存じでない方も多いのではないでしょうか。
今回は、その法人カードのメリットについてご紹介いたします!
法人カードとは企業や個人事業主が利用できるカードのことです。
多くの法人カードはクレジットカードですが、クレジットカードの他にもデビットカードやプリペイドカードございます。
以下に各カードの機能の違いを簡単に記載します。
各カードの機能の違い | クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード |
---|---|---|---|
支払方法 | 【後日】 指定の銀行口座から 引き落とし |
【即時】 その場で銀行口座から 引き落とし |
【即時】 事前にチャージした 金額より引き落とし |
支払回数 | 1回、分割払い (カードにより可能) |
1回 | 1回 |
入会審査 | あり | なし | なし |
利用限度額 | 利用限度額の範囲内 | 現行口座の残高 および利用限度額内 |
事前にチャージした 金額の範囲内 |
法人カードにもクレジットカード以外の種類があることがわかりましたね!
では、その法人カードを持つと何が良いのでしょうか?
2.法人カードのメリット・デメリット
お金の管理が楽に!
「従業員の立替払い清算」、「現金出納業務」、「領収書の管理」など、経理処理に付きまとう面倒な業務。法人カードを使えば、そのような業務上のお金の管理が簡単になります。
毎月の経費を明細書でまとめて確認することや、そのまま経費精算システムに取り込んで経費の計上漏れをなくすことができます。
複数枚発行できる法人カードもあり、追加のカードを発行し、社員に渡しておけば、出張時などで支払った経費や立替金も、法人カードの支払いとして一括で管理できます。
経費削減!ポイント獲得!キャッシュフローの改善!
「毎度の振込み手数料負担」、「銀行振込作業」、「手元にキャッシュを残しておきたいけど支払いは明日」などの問題。法人カードをうまく活用すれば、銀行振込手数料の削減だけでなく、ポイントを獲得できたり、カードによっては空港ラウンジを利用できるなど付帯サービスを得ることができたりします。
また、法人のクレジットカードを利用いただいた場合、現金を手元に置いておくことができるのでキャッシュフローの改善にもつながります。
上記が、一般的にあげられる法人カードを使うメリットです。
しかし、そんな法人カードにも下記のデメリットがあるといわれております。
・法人クレジットカードだと代表者与信審査ががあるため、審査に通りづらい。
・利用限度額が低く、すぐに利用枠を使いきってしまう。
・年会費がかかる。
そのような悩みを解決しようと、昨今、法人カードの業界に新たなプレイヤーが参入しています。
3.新興勢参入!新たな特徴を備えた法人カード!
法人カードはクレジットカードが主流であり、代表者与信審査が行われることもあるため、開業したばかりの事業者や中小企業がカードを持つことにハードルがありました。
しかし近年、旧来の法人カードとは異なる、「審査が通りやすい」、「年会費が永年無料」、「利用限度額が高い」といった今までの問題点を解決する新たな特長を備えた法人カードが登場しています。
今回は弊社のサービスを含め、そんな法人カードの具体的な事例をいくつか紹介します!
Cycle byGMO「サイトの売上に連動する法人カード」(GMOイプシロン)

Cycle byGMOは、GMOイプシロン株式会社が2020年10月に発行を始めたVISAプリペイドカードです。
最大10枚まで無料で発行が可能。プリペイドカードのため代表者与信審査いらずで、気軽にカードを持つことができます。
現在はオンラインで使える「バーチャルカード」のみを提供しています。
GMOイプシロンの決済サービスを利用しているEC事業者が利用でき、ECサイトを通じて得た売上の一部が利用限度額として翌日に反映されるため、ECサイトの売上が伸びれば伸びるほど利用限度額も伸びます。
入金日を待つことなく売上を使うことができるのが魅力です!
Paild「枚数の制限なく発行」(株式会社Handii)
Paildは株式会社Handiiが2020年8月に発行を始めたプリペイドカードです。
実店舗で使うことができる券面のカードに加え、バーチャルカードにも対応しています。
バーチャルカードの発行枚数制限がなく、無料で何枚でも発行ができます!
各カードの利用額の設定が可能で、管理もしやすいのが魅力です!
参照元:https://www.paild.io/
UPSIDER「上場のための法人カード」(株式会社UPSIDER)
株式会社UPSIDERが2020年7月に発行を始めた法人クレジットカードです。
顧客を審査で絞り込み、利用限度額が1,000万円~1億円と一般的な法人カードより大きいのが特徴!
インターネット広告費や、サーバー代などの高額になることもある費用をカードで決済することが可能なのが魅力です。
4.まとめ
近年、法人カードを導入できなかった企業・個人事業主も気軽にすぐ使える法人カードが多くなってきておりますね!
弊社サービスのCycle byGMOも様々なキャンペーンを随時行っているので、今まで法人カードの作成を見送ってきた方もこの機会に作成を検討してはいかがでしょうか?