1.越境ECとは
2.越境ECのポテンシャル
3.越境ECの障壁
まとめ

1.越境ECとは

越境ECとは、海外に住んでいる人がインターネットを通じて他国の商品を購入することです。
日本の商品は、主にアジア圏の人々に人気があり、日本製のお菓子や、化粧品、日用品は 『爆買い』という言葉に象徴されるように大量に購入されている傾向があります。
日本に来て、実際に商品を見た人がその場で商品を購入するいわゆる”インバウンドで購入”するのが一般的でした。さらに、阿里巴巴(アリババ)グループが越境EC専門の大型モール「天猫国際(Tmall Global)」を開設するなど越境ECが急拡大し、自国に居ながらにして海外の商品を購入する人も右肩上がりに増えています。

2.越境ECのポテンシャル

日本の訪日外国人旅行者の数は年々増加しており、政府は東京オリンピックが行われる2020年までに訪日外国人旅行者数を2,000万人にすることを目標としているため、今後もインバウンド購入の市場は拡大していくだろうと予測できます。
なぜなら、越境ECの購入動機として「日本で実際に商品を見て良かったから」、というものが最も多く、自国に戻って気に入った商品をリピート購入するという人も多いようです。
経済産業省の発表によると、2016年と比較して2020年には、中国からの購入が1.8倍、アメリカからの購入が1.7倍まで増えると予想されています。

http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001-2.pdf より

3.越境ECの障壁

今後のポテンシャルが高く、市場規模の拡大が保証されていると言っても過言ではない越境EC。
EC事業者の方ならば、この波に乗って収益を伸ばしたいところ。

実際に越境ECに取り組みたいと考えた場合に、障壁となるのは言語と決済の海外対応です。
どちらとも自社で対応することはなかなか難しく、外部のサービスをうまく利用するのが賢明かと思われます。
最近では、「GMOメイクショップ」が多言語化開発ツール「WOVN.io」と連携し、ネットショップの管理画面上から簡単に多言語対応できるようになったとのリリースがありました。

GMOメイクショップは、年間総流通額日本一のネットショップ構築サービスを謳っており、業界全体として越境ECのニーズが顕在化してきていることが伺えます。

一番簡単に越境ECに取り組む方法としては、日本の海外向けECモールに出店することが考えられます。有名なのは、リクルートライフスタイルが運営する「ポンパレモール」や、楽天が運営する「Rakuten Global Market」があります。
自社で越境ECに取り組むのはなかなかハードルが高いかと思いますので、取り組んでみたい方は海外向けのモールに出店したり、ショッピングカードの機能を利用したりして挑戦してみるのはいかがでしょうか。

まとめ

越境ECに取り組むにあたり、言語と決済の海外対応は最低限取り組まなければならないことですが、これらに取り組んだからといって自動的に海外からの注文が殺到するとは考えにくいのが現実です…。

まずは、自社商品の分析を行い、外国の方にニーズがあるものなのか、そうであればどのようにして知ってもらい、買ってもらえるのかといった導線をきちんと考えることからはじめてみましょう。
今後もEC-ROCKETでは、引き続きECのトレンドニュースや、お役立ち情報を発信していきますので、ぜひショップ運営の参考にしてくださいね!