最終更新日: 2018-12-13

「ネットショップを始めてみたはいいけれど、お客さんが来ない…」
「自社SNSで宣伝しているけれど、そもそもフォロワーが少ない…」
「そこでインターネットで【ネット 広告 初心者】で検索してみたけれど、広告の種類が多すぎてどれがいいのかさっぱりわからない……」
「とりあえず有名そうな広告に出稿しようとしたら、広告出稿費の桁数にびっくり……」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?
ひとくちに「インターネット広告」といっても、まとまった費用を払って大規模な広告をするものだけではなく、少額の費用で適切なターゲットにのみ広告をするものもあります。
今回は、ネットショップのステージ別にインターネット広告の種類と特長をご紹介します!

◆ステージ1:ネットショップを開店したてのため、まだ知名度がない!

あなたがまだネットショップを開店したてで、知名度を0から上げたいと思ったら、「アドワーズ広告」を始めてみましょう。

アドワーズ広告とは
アドワーズ(Google AdWords)は、Google社が広告主に対して提供するクリック課金広告サービスの名称である。

広告主はGoogleの検索結果だけでなく、Googleと提携している検索サービスの検索結果、一般のウェブページのコンテンツ内容、YouTubeなどの動画上、携帯端末向けのウェブページ、iPhoneやAndroidといったハイエンド携帯端末用アプリケーション内など、さまざまな出稿先を指定して広告を出すことができる。

広告費用は、オークション等によって決定されたクリック単価と利用者のクリック回数に応じて金額が決定する。

Wikipedia
Google AdWords

161114-1

「ネット 広告 初心者」で検索したときに、上のいくつかの結果に【広告】という表記が付いていませんでしたか?これがアドワーズ広告で出稿されたものになります。いわゆる広告という感じがなく、検索結果のようにみえるため、自然にクリックしてもらいやすいものとなります。
また、気になる費用は、広告がクリックされてあなたのネットショップにアクセスがあったときにのみ発生し、任意の予算を設定して安心して運用することができます。

メリット

・少額の広告費で始めることができる。
・とりたいターゲットに狙いを定めて効率的に広告を打つことができる。

デメリット

・検索文字に紐づくため、ニーズが顕在化していない潜在層には訴求できない。

◆ステージ2:新規のお客様をガンガン増やしたい!

ある程度お客さんの中にリピーターもでき、月々の売上も安定してきたけれど、なかなか新規のお客さんが増えない……というときは、「アフィリエイト」を始めてみましょう。

アフィリエイトとは

ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に客引きの成功報酬を与える一連の形態をさす。

広告掲載者を特定する識別子がURL中に埋め込まれており、リンククリック時に識別子が広告企業に送信され記録される。そうして実際に売上が出た際には広告掲載者に客引きの成功報酬が支払われる。

Wikipedia

161114-2

アフィリエイトを始めるなら、ASP型がおすすめです。
自社でアフィリエイトシステムを構築することも可能ではありますが、複雑なシステムを作らなくてはならないことと、アフィリエイターの募集などを自社で行わなくてはならないので、上級者向けと言えます。
ASP型の場合は、広告バナーのみ用意すればすぐにアフィリエイト広告を始めることができ、アフィリエイターの募集もASP内に用意されているツールを使って簡単にできます。

アフィリエイトの場合、かかる費用は主に3種類あります。
① ASPの月額固定料金(30,000~50,000円/月)
② アフィリエイターへの成果報酬
③ ASP手数料 ※②の成果報酬にかかるASPへの支払い(30%)

メリット

・予め設定した成果に応じて広告費用が発生するため、高い費用対効果がある。成果につながらないサイト訪問への無駄な費用は発生しない。
・販促方法はアフィリエイターに委ねられるため、より深い情報が伝達されコンバージョンが高くなる傾向がある。

デメリット

・成果報酬に加えてASPへの月額費用や手数料がかかるため、費用がかかる。

◆ステージ3:競合ネットショップに勝ちたい!

ネットショップ運営も軌道に乗って広告にかける費用と時間をある程度確保できるようになったら、競合に勝つために「商品リスト広告(PLA)」に挑戦してみましょう。

商品リスト広告とは

商品の画像や詳細情報を表示できるタイプの広告です。

商品リスト広告は Google 検索と Google ショッピング上で、テキスト広告とは別に専用のボックス内に表示されます(一部の国のみで利用できます)。

検索された語句に基づいて、それに関連するさまざまな販売者の商品リスト広告が表示されます。

Google AdWords

161114-3

例えば「花柄 ワンピース」でGoogle検索をすると、上の画像のようにショッピング検索結果のボックスが表示されます。これが商品リスト広告(PLA)です。
この広告の特長は、ネットショップのサイトにアクセスしなくても商品そのものの画像が表示されるため、クリック数の増加やコンバージョンの向上が見込めることです。
なお、かかる費用はクリックあたりの課金ですので、1クリック数円(月間目安5万円ほど)となります。

メリット

・商品画像や価格がそのまま表示されるため、テキスト広告よりもクリック率は2~3倍になる傾向がある。

デメリット

・実施のためにはGoogleマーチャントセンターへ登録してデータフィードを用意する必要があり、少々面倒。

 

以上、ステージ別に3つのインターネット広告についてご紹介しました。まだ何のネット広告にも手を付けていないのであれば、ぜひステージ1のアドワーズ広告をはじめてみてください。