最終更新日: 2021-03-24

昨今、個人情報漏えいのニュースが大きく取り上げられていますよね。自分のサイトから個人情報が漏えいした、なんて事態は何としても避けたいものです。

こういったリスクを避けるために、サイトに『SSLを導入したほうが良い』と聞いたことはありませんか?セキュリティを高めるために使うもの・・・というイメージはあるかもしれませんが、実際どんな効果があるものなのかわかりにくいですよね。今回はそんな『SSLサーバ証明書』について、詳しくご説明します!

SSLサーバ証明書とは?

『SSL』とは『Secure Socket Layer』の略で、個人の住所情報や氏名、クレジットカード番号といった個人の大切な情報を送信する際、その情報を暗号化する仕組みのことです。

『SSLサーバ証明書』とは、そのサイトで個人情報を入力しても安全であることを証明するもので、『サイトの安全性を証明するマーク』と言えます。

SSLサーバ証明書を導入するメリットは?

①情報漏えいを防ぐ

SSLを導入していると、情報を送信する際に暗号化を行います。たとえ通信の途中で情報が悪意ある人に盗み取られても、暗号化されているので個人情報は漏洩しません。

②サイトに安心感が生まれる

『ウェブサイトで個人情報を送信する際に重要視すること』として、多くの人が『SSL暗号化通信がされていること』を挙げられています。

SSLを導入すると、下のようなマークをサイト上に掲載することができ、個人情報を保護していることをアピールすることができます。ネットショップで商品の購入をするには自分の住所や連絡先を入力しますから、個人情報が保護されていることが一目でわかれば、購入もしやすくなりますね。

ネットショップ以外にWEBページを別途持っている場合もあると思いますので、個人情報が入力される可能性のあるページには全て導入するようにしましょう。

個人情報の漏えいはどこから起きる?

SSLは情報を盗まれるリスクを回避できる画期的なツールですが、個人情報の漏えいはSSLを導入している大きな企業や組織でも起こっています。個人情報の漏えいの原因は、実は『人的ミス』が大変多いのです。

個人情報をUSBに入れて持ち歩き、落としてしまった。違う宛先に、誤って個人情報の含まれたメールを送信してしまった。よくわからないメールが届き、記載されていたURLをクリックしたら実は情報を盗むウイルスが含まれていた・・・

個人情報の漏えいの始まりは、誰にでも起こり得る些細なミスです。大切な個人情報を扱っているという個人の意識が、実は一番大切なのかもしれませんね。